私たちは、患者様の一人ひとりにゆとりをもって思いやりのある看護を提供します。
利根沼田医療圏は「鶴舞う形の群馬県」の面積の28%を占めています。沼田病院は広大な医療圏に住む地元の患者さんが住み慣れた地域で医療を完結できるよう、急性期から回復期まで地域のニーズに応じた医療・看護を提供しています。看護部の理念は「私たちは、患者様の一人ひとりにゆとりをもって思いやりのある看護を提供します」としています。
私たちは「思いやりのある看護」を以下のように考え、外来から入院、入院から外来・在宅へと、切れ目のない対応に取り組んでいます。
病棟は2病棟あり、一つは急性期医療を提供する一般病棟です。手術や内視鏡治療を中心とし、専門的な知識と技術を有する看護師が医師と協力し質の高い看護を実践しています。もう一つは急性期の治療がひと段落した高齢の患者さんが在宅に帰るための準備をする地域包括ケア病棟です。住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けられるよう、医師や多職種とチーム医療に取り組んでいます。
また、各分野の認定看護師7名が専門的な知識と高い技術で専門性を発揮し、チーム医療の中心的役割を果たすとともに、沼田病院の看護師育成や看護の質の向上に重要な役割を担っています。
沼田病院の看護部は、これからも「思いやりのある看護」実践を大切に、地域のニーズに応えられるよう努力してまいります。
看護部長
深代 美由紀
三交替性 10:1(一般病棟)、13:1(地域包括ケア病棟)、固定チームナーシング(継続受け持ち制)
地域包括ケア病棟は、治療や手術・検査が終了した後、すぐに在宅や施設へ移行することに不安のある患者さんに対し、入院療養を継続しながら在宅等への復帰に向け『準備を整える』ための病棟です。 患者さんが安心して地域へお戻りいただけるよう、在宅復帰支援計画に基づき、主治医をはじめ看護師、専従のリハビリテーションスタッフ、MSW(医療ソーシャルワーカー)等が協力し、地域の支援者と共に患者さんの在宅復帰に向けた準備、相談を行っています。 |
内科・外科・整形外科を主とした急性期から終末期まで多岐にわたる段階の患者さんに対し、状態を把握しながら一人ひとりに合った看護を実践しています。手術療法・化学療法の専門的治療や急性期における検査や処置も多いため、それぞれ不安を抱える患者さんに対し、安心・安全に確実な治療を受けていただくために、多職種で計画を共有し、「そのひとらしさ」を大切に「思いやりのある看護」を提供することに力を入れています。 また、感染症病床4床を有し、2類感染症の受け入れを行っています。病棟勉強会や受け入れシミュレーションを実施し、安全かつ迅速に対応でるよう取り組んでいます。 少しでも穏やかな時間が過ごせるよう一人ひとりの患者さんと丁寧に向き合い、入院生活のお手伝いをさせていただきたいとスタッフ一同頑張っています。 |
手術患者様の術前訪問・術後訪問を実施し、患者様が安心して手術を受けることができるよう看護しています。
救急外来と連携し緊急内視鏡検査、心臓カテーテル検査等にも迅速に対応しています。
また、院内の医療機器管理の責任者として、定期的に医療機器の取り扱い等研修会を行い、医療安全につとめています。
内科、外科、小児科、放射線科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、整形外科、婦人科等の13科があります。
診療科の診療機能に合わせ知識・技術の向上を図り看護実践しています。
救急患者様の受け入れをスムースに行い、患者様・ご家族の苦痛や不安の軽減に努めます。
各種特殊外来を(化学療法外来、糖尿病外来・慢性閉塞性肺疾患外来)設置し、コメディカルと協力して生活指導、薬剤指導、栄養指導を行い在宅療養支援しています。
また、健康診断事業に参加して、ダイレクト予約、セミオープンシステム構築により迅速に検査実施できるよう創意工夫して、地域住民の健康維持促進を図っています。
お問合せ | 月~金曜日 午前9時00分から午後3時00分まで (祝祭日を除く) |
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看護部 | TEL : 0278-23-2181 メールはこちらから |